グローバル経済 − 病んだシステム

ウォール街の占拠と深まる財政危機に触発されて、ロンドンでも抗議活動が始まりましたが、真相をとらえた報道はほとんどありません。

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抗議活動に参加している人たちは「反資本主義」であるかのような言い方がされていますが、その大雑把な表現に怒りを覚えます。(この抗議活動のスタート時に公表された声明には、「反資本主義」とはどこにも書かれていません。下記参照)たしかに私たちは、機能不全の資本主義体制には反対です。人間と社会、環境への負荷をまったく無視しているのですから。原因は(企業の)強欲であり、説明責任が向上すれば、世界にはすべての人が生きるのに十分な富があるという意見に、私が話をした人たちはみな賛成しています。朝一番、たくさんの食料の寄付が、勤勉な人たち、掃除人や事務員、さらには学生など様々な職業の人たちから届いていました。とてもいい雰囲気が漲っていました!

オルタナティブな道・・・一般市民、(環境や人権の分野の)市民団体やフェアトレード運動は、現状に替わるオルタナティブを求めてきました。80年代以降、世界中の市民主導のNGO団体は、トリプルボトムラインアプローチ(社会・環境・経済の3点を重視する包括的な取り組み)、つまり、暮らしを向上させ、環境を破綻させないような事業を求めてきました。経済に対する新たな試み、そして説明責任の新たなモデルです。

ソーシャル・ビジネス(社会的事業)はこの信念を具現化する試みであり、今日イギリスで最も急成長している分野です。人びとと力をあわせ、仕事の創出と環境を柱として運営されます。短期的利益を優先させて、長期的な利益と広範な社会的恩恵を犠牲にすることはありません。


Occupy LSX (ロンドン証券取引所を占拠せよ) の発足時の声明

1.現在のシステムは、持続可能ではありません。非民主主義で不正義です。私たちには別な方法が必要です。私たちはその目標に向かって取り組みます。
2.私たちは、あらゆる人種、背景、ジェンダー、世代、セクシュアリティ、障害の有無、信仰の人びとの集まりです。世界中の占拠活動と団結します。
3.金融機関の危機の肩代わりを拒否します。
4.削減は、必要でも不可避でもありません。グローバル経済の不公平な税制と、人びとではなく企業を代表するような民主主義のあり方に終止符を打つよう求めます。
5.監視官が、監視の対象となる業界から完全に独立するよう求めます。
6.11月30日予定のストライキと11月9日の学生によるアクション、および、私たちの健康・福祉・教育・雇用を守り、戦争と武器取引を止める運動を支援します。
7.真に平等な地球社会に向かう構造的改革を望みます。世界の資源は、軍事や企業利益、裕福な人びとのためではなく、人と地球を大切にするために利用されなくてはなりません。
8.私たちは、世界中の抑圧された人びとと連帯し、抑圧を引き起こす政府その他の行動に対して停止を求めます。
9.これこそが民主主義です。さあ私たちとアクションを起こしましょう!

詳しくは、セントポール大聖堂で活動中のオピニオンリーダーや活動家の声を聞いてみてください。http://occupylsx.org

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問題について調べてみてください。活動家たちは、しっかりと組織化されて、毎日集会が開かれています。皆さんも参加できます。

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