ヴィヴィアン・ウエストウッドを訪ねて

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ヴィヴィアンと彼女の夫は、開口一番、私の着ていたフェアトレード&オーガニックコットン100%のドレスをほめてくれました。プリントで有名なイーリー キシモトとのコラボレーションアイテムで、ぴったりしたフィット感がお気に入りです。

私がイギリスで出版する新しい本「Naked Fashion」の取材のために、ロンドンのバタシーにあるヴィヴィアンのスタジオを訪ねました。彼女は、間近で見ると息をのむほど美しく、相手の顔を見ながら、ときには集中のあまり指先を噛みながら、じっと耳を傾けてくれます。

信じられないかもしれませんが、彼女は私よりも熱心なアクティビストなんですよ! 彼女が話し始めると途中で口を挟むことができないほどです。彼女は、私たちの時代の最も優れたファッションデザイナーのひとりで、また同時に熱心な環境活動家でもあり、気候変動を止めるためのキャンペーンも行っています。1950年代のシルエットの美しいドレスを着たヴィヴィアンは、私たちはみんな服の着こなし方を忘れてしまったわね、と熱く語りました。

私が質問を2つすると、そのまま立て続けにフェアトレードについての質問を10以上も返されました。フェアトレードの仕組みや、何人の農家や職人に仕事を提供しているのかなど。衣料品づくりだけで3,800人、と答えると、感心しているようでした。

彼女はハンディクラフトも大好きで、手工芸によって人びとの間にコミュニティの一体感が生まれること、所属感や誇りをもてることなど、話が弾みました。

また、私が彼女のマニフェストを読んだことがあるかどうかも聞かれました。読んだことはあったので、はい、と答えたのですが、本当は全体をきちんと理解できたか自信がない、とは恥ずかしくて伝えられませんでした。でも、人生観や世界観、宇宙やすべてのことについて、それにファッションについても、ヴィヴィアンと数日かけて話す機会があったらいいのに、と思います。

私は本音で話し、洋服のボタンが外れていたら教えてくれるような、そして、成功の秘訣を隠さずにシェアしてくれるような、強い女性が大好き。もしかしたら、ヴィヴィアンが私の新たな親友になってくれることだってあるかもしれません!

「Naked Fashion」は、今年9月にイギリスのNew Internationalistから出版予定です。日本での出版も検討していますので、楽しみにしてくださいね!

モンバサ(ケニア)での1週間

たいていの出張では、商品開発のスタッフと一緒なのですが、今回はみんな超多忙だったので、私一人でWFTO(世界フェアトレード機関)の総会に参加してきました。前回のブログでもおつたえしたように、睡眠もほとんど取れないほど!

私はファッションが大好きで、何か新しい試みを仕掛けることが楽しくてたまりません。それで、ピープル・ツリー&ボンボルル・ワークショップのファッションショーを企画しました。ショー開始の30分前になっても、まだ衣装が決まらず・・・!!!

A week in Mombasa, Kenya from People Tree on Vimeo.

とにかく、ビデオを見てみてください。WFTO総会の会場、全会で投票をしている様子、すてきなフェアトレード・マーケット、ボンボルル・ワークショップで私がドレスのデザインをしているところ、それに、ファッションショーのスタイリングでイライラしている私の様子も見られます!

WFTO(世界フェアトレード機関)総会@モンバサ(ケニア)

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WFTOパシフィックのメンバーたち。サフィア、Trade Aid New Zealandのジェフ、Ten Thousand Villages(アメリカ)のクレイグ


WFTOの総会は2年ごとに開催され、いつもはピープル・ツリーからも数人が出席します。100を超えるフェアトレード団体が参加していて、やることがたくさんあるのです! でも今回はピープル・ツリーからの参加は私ひとりだけ。というわけで、お昼休みにはフェアトレード生産者団体と新しい商品を開発したり、ティーブレイクにはアメリカやニュージーランドでのフェアトレード製品の小売販売について話し合ったり、夜は蚊帳の中で眠りに落ちてしまう前に睡魔と戦いながら、ありとあらゆる事柄に関する参考資料-WFTOの新たな認証制度SFTMSをどのように強化するかといったことから、戦略の方向性、予算、会計などなど-に目を通そうと努めています。

私が今いるのは? ケニアのモンバサです。ケニアは今冬ですが、かなり暖かいです。現地の人たちはカーディガンを着て寒そうに震えていますが、私たちイギリス人にとっては快適でうれしい限り。唯一の問題は、湿度が高いので私の髪の毛がちりちりになってしまうことです。

私の立場は? ヨーロッパ、それともアジアのどちらのグループに属するのでしょう? ピープル・ツリーは日本とイギリスに会社があり、どちらもWFTOのメンバーなので、私は両方の地域グループに属しています。つまり、ヨーロッパ(こちらはわかりやすいですね)とパシフィック=CAJANZ(太平洋地域。カナダ、アメリカ、日本、そしてオーストラリア、ニュージーランド)のグループですが、パシフィックは小さなグループで、一番の関心はフェアトレード製品をもっと売っていくことです。ヨーロッパのグループは、もっと政治的で啓発活動に熱心です。ですから私としては、この両方のグループに片足ずつ入っていることにとても満足しています。パシフィックチームの一員としてサッカーの試合にも出ましたよ。あまりチームの役には立てませんでしたが。というのも、息子が2歳のときに教えて以来、これまで全然サッカーをすることがなかったのですから! 以前の会議ではアジア地域の分科会に参加していました。誰よりも、生産者グループと話すことに時間をかけているので。日本もアジアの国ですし。少なくとも私が最後に世界地図をチェックしたときにはアジアにありました。

私はおとなしくしていられません! WFTOの新たなフェアトレード認証システムSFMTSをバングラデシュとネパールで試験的に実施してきて感じるのは、このしくみを導入することでフェアトレード団体は市場で競争力をつけ、シェアを勝ち取れるようになるということです。私はSFMTSに賛同していて、どの会議でも積極的に発言しています。また、今回の総会では執行委員会の改選もあり、友人でもあるイタリアのフェアトレード団体CTMのルディ・ダルヴァイを会長とする執行委員会が会場から票を得て、これからのWFTOの指揮をとることになったので嬉しく思っています。

ただ問題なのは、新たに会長になったルディが忙しすぎて、私にシャンプーとコンディショナーを買う時間も取れなくなってしまったことです。私の髪の毛はますます手に負えない状態になってしまい、家に帰るころにはあまりの縮れ髪にガマンできなくて、自分で切ってしまいました。

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私は前列の中央で体を屈めています

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