- クタクタの撮影日: ピープル・ツリー 2010秋冬カタログの撮影現場から
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早朝5時にお迎えが来てくれました。この日のすばらしいチームは、ヘアの小田代裕さん、メイクの島田真理子さん、スタイリストの伊達めぐみさん、モデルの楓美さん、廣野理恵さん。ピープル・ツリーからは、カメラアシスタントのミキ、スタッフの裕絵、敦史、理帆、京子が6時にスタジオに到着しました。
結局前日はわずか1時間しか睡眠をとれませんでした。撮影が始まる前から体はクタクタでしたが、緑茶を何杯も飲んでなんとか7時に撮影開始。私はこれまで15年間ピープル・ツリーのカタログのアートディレクターを務めてきましたが、今回は仲間の励ましもあって自分で撮影することになったのです。もちろんすべてを自分でこなすわけにはいきませんから、アシスタントをミキ・アルカルデさんにお願いしました。ミキは、Getty Imagesでルポルタージュ写真を撮影してきた写真家ですが、初めて彼に会ったのは、「You Magazine」の仕事でバングラデシュの現地取材を受けた時でした。それ以来、ミキはピープル・ツリーの仕事を8回も引き受けてくれ、バングラデシュ、インド、ケニアなどで、生産者や地元のコミュニティの人びとの暮らしを記録撮影してくれました。ジョー・ ウッドさんやローラ・ベイリーさん、末吉里花さんなど、VIPな方々を現地にお連れした時もです!1年半前に私がインドでカタログ撮影をした時にもミキは親切に協力を申し出てくれました - そして今でもこうして一緒に仕事をしています。カメラを構えた私のそばで、ミキはいろいろ手伝ってくれながら、私のことをからかってばかりでした。

ファッション撮影の準備は本当に大変です。モデルのキャスティングから、服・靴・アクセサリー・タイツや靴下などすべてのスタイリング、ヘア・メイクさん探し、撮影のロケ地探し、現場までの交通手段…など、準備すべきことのリストはつきません。

裕絵がすべてを整理してくれるおかげで、撮影順序やカタログのページがすぐにわかります。
裕絵は、ファッション雑誌編集の豊富な経験を活かしてピープル・ツリーに入社。敦史とは、もう何年も一緒に仕事をしています。

左 : グレイのカードでライティングをチェックする敦史
中央 : ヘア・スタイリストの小田代さんにヘアを直してもらって準備完了の楓美さん
右 : ライティングのカードを前に、スタイリストの伊達さんに裾を直してもらう理恵さん

ミキは、その都度画像をパソコンで確認してくれます。
撮影は本当にすばらしかったです。とてもゴージャスなモデルさんと、素敵なスタイリング(生産者さんたちがどんなに誇りに感じることか!)そして何よりすばらしいチームワーク。撮影はすべて自然光のもと、60カットを撮りきりました。裕絵は「こんなにたくさんの撮影を一日で終わらせたのは初めて」と言っていたほどです。撮影が終わってから、友人に会いに神奈川の藤野に行ってきました。私はもう本当にクタクタで疲れ切っていましたが、すごく楽しい一日でした!この不可能を可能にしてくれたチームのみなさんに大感謝です!


