火山とバンでの撮影旅行

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左:砂丘の中でロケハンをするオーレリア
右:撮影中のローラとゲイル


火山の噴火の影響でフライトがキャンセルになったものの、なんとか南フランスのカタログ撮影地に着きました。ここまで運転してくれた、経理マネージャーのアンドリューのおかげです! 2時間ほどの軽い休憩の後、すぐに撮影を開始。疲れたのなんのって。それとも、バンの移動でも時差ぼけになるのでしょうか?

ドライバーをつとめてくれたアンドリューが眠くならないよう、夜通し私も起きて話し続けていました。カメラの前に立つのが、私でなくてよかった! モデルたちは、タフな移動にかかわらず、すばらしかったです!

ラングドックは、本当に美しい場所で、ワインも最高! 中世のおもかげを残した村々、やさしい人びと、フランスがかつてアフリカ大陸とつながっていたことを証明する、赤土の砂丘。日差しも最高。そして食べ物も! キャロル・ハイフィールドさんが経営するゲストハウスGiteに泊まりました。


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次の撮影場所を見つけるために、砂丘を探検中!

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赤い粘土質の大地。うっとりするほど美しい場所

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撮影中、植物のとげにひっかかったジェローム


今回の撮影チームは、イギリスから来た7人。残念ながら、日本から来るはずだったモデルの楓美さんとスタッフの裕絵は、アイスランド火山の噴火の火山灰がヨーロッパの空を覆い、飛行機が欠航したため参加キャンセルとなりました。参加したのは、私の撮影をアシストしてくれた、フォトグラファーのジョン・ローズ、ヘアメイクのゲイル、スタイリングとコメディー担当のポピー、撮影コーディネーターのローラ、ボランティアとして参加した息子のジェローム、モデルのガブリエラとラファエル。それにピープル・ツリーの元スタッフ、シェシャナとオーレリアも加わりました。


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サフィアとラファエル

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撮影中、ガブリエラの髪をなおすゲイル

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私が背景と照明をチェックする間、モデルのかわりにカメラの前に立つジョン

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私の撮影を、ジョンとジェロームが手伝ってくれました

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アイスクリームをおいしそうに食べるガブリエラ。
モデルさんが食事を楽しんでくれるのを見ると嬉しくなります!


バンの移動で、時差ぼけ状態だったわけですが、フランスの撮影ですばらしいのは、すぐにおいしいコーヒーが買えること。それにおいしいコーヒー・アイスクリームも。あまりにもおいしかったので、もう一度同じカフェに行ってしまいました! 自然があふれるこんなに美しい場所で、オーガニックでサステナブルなピープル・ツリーの新しいコレクションを撮影できるのは、本当に幸せなことです。空気がとても澄んでいて、手つかずの自然が残っています。

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撮影チーム。左から、ガブリエラ、ゲイル、ポピー、ジェローム、ローラ、オーレリア、ジョン(地面に寝そべってポーズ中)


さて、撮影が終わったら、次は世界フェアトレード・デー。たくさんのお客様にご覧いただく、ファッションショーの準備も進めています。ピープル・ツリー商品の取扱店でも、フェアトレードを広めるべくたくさんのイベントを企画しています。

これからバンに乗りこみます。帰り道は、2人のプロドライバーの運転で、また14時間かけてイギリスに帰ります!

ピープル・ツリー、火山と対決!?

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もうすぐ、2010年秋冬コレクションのカタログ撮影のためフランスへ出発です。でも、アイスランドで噴火した火山から飛んでくる火山灰の影響で、フライトが欠航になるかもしれません。ピープル・ツリーと火山の対決!? あいにく私たちの撮影スケジュールを変更するわけにはいかないのです。再調整となると、カタログ制作の進行が数週間も遅れてしまいます。それで今、陸路を列車で行くか、貸し切りバンを利用しようか、検討中です。

この撮影の準備には、昨年6月にスタートした数々の美しい服のデザイン、そしてその中からアイテムを選んでコレクションをつくり上げるまでの、実に長い道のりがありました。生産者グループといっしょにサンプルをつくり、それを修正しながらシルエットを整え、完成させます。次に生産工程に進み、仕上がった製品はすべて包装され、箱詰め後、コンテナに荷詰めされ、船で輸送されます。日本とイギリスの取り扱い店や直営店、通販の注文に、商品の到着を間にあわせなくてはなりません。

私は自分自身でカタログの写真撮影をするのも大好きですが、今回は優秀な写真家の友人、ジョナサン・ローズにアシスタントとして同行してもらいます。それに、息子のジェロームにお手伝いとして、またカタログ編集担当のローラにも一緒に来てもらう予定です。モデルは3人で、2人はすばらしく美しい女性モデルでピープル・ツリーの仕事をとても気に入ってくれています。もう1人はかっこいい男性モデルです。私たちは友人の家に泊めてもらって、費用を節約します。カタログがみなさんのお手元に届くのが9月初旬ですから、その頃の季節にふさわしいイメージでファッション撮影ができるように、ロケ地や環境を選ばなくてはなりません。山のような大量の服をいくつものスーツケースに詰めこんで、カートに載せて運びます。列車を乗り継いで行くとなれば、これは大変なことになりそうです。誰か、火山の噴火を止めて~!

撮影が成功するように、祈っていてくださいね。光の加減がいちばんいい時に撮影できるように、毎朝5時起きのハードな1週間が続きます。どうかうまくいきますように。いつもながら、ピープル・ツリーの服をすばらしい着こなしで身につけたモデルさんたちの姿を見ながら、私は、ピープル・ツリーの服をお客さまが様々なシチュエーションで着てくださっているところを想像します。私たちの服のデザインがどこに向かうのか、生産者さんたちの伝統的な技術と熱心な仕事ぶりをさらにうまく活かし、もっといい仕事をするにはどうしたらいいか、そういったことを考えるのによい機会でもあります。そうすれば、火山がいくつ噴火しようと、ピープル・ツリーは美しいファッションの先端を行けるでしょうから、ね!

初めてのレンタルバスとシンギングボウル!

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左: スワローズの代表ライハンさんと話す里花さんとサフィア
右:People Tree, Love from Emmaのチェックの手織りシャツを縫製する女性職人


生まれて初めて、バスを借りました! タンカーのように巨大で、バングラデシュのダッカで私たちが宿泊したゲストハウスの前の通りに入るのがやっとでした。ここから、ピープル・ツリーのスタッフとゲストを連れて、生産者団体スワローズのあるタナパラ村へ向かいます。

でこぼこ道で5時間たっぷりゆられた後、農村のパラダイスそのもの、といった趣きのスワローズに到着。フリーアナウンサーの末吉里花さんが、フェアトレードが女性たちの人生にどんな意味を持つのか、レポートするために同行してくださいました。里花さんが手織りや手刺繍を行うすばらしい職人さん、そしてその技術に出会う様子は、5月に雑誌の記事となる予定です。お楽しみに!

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里花さんも大好きだった300人あまりの子どもたちが通うスワローズの小学校。
フェアトレードでサポートされています。


タナパラ・スワローズは世界中で私が一番好きな場所です。気分が落ち込んだとき、私はこの村の美しさを思いだすと、また楽しい気持ちになれるのです。それほどの力が、スワローズと、そこで働く人びとにあります。

スワローズで、ピープル・ツリー専用のサンプルルームができました。これまではサンプルを紛失してしまうこともあったのですが、このサンプルルームができたことで、さらに発注を増やすことができるでしょう。来年には刺繍と縫製のセクションであわせて50人の若い女性たちを新たに雇うのが目標です。

何かみんなの様子がおかしい!私のまわりでヒソヒソ話をしている…。もっと早くに何かが起こっていることに気づくべきでした。ダッカからスワローズにバスで向かう道中でいくつかのフェアトレード生産者パートナーの代表が乗りこんできて、MCCのデザイナーで私の親友でもあるスライヤさんまで一緒に来てくれたのです。

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スライヤさんと一緒に2011年の雑貨を商品開発中


スワローズに着くと、学校の校庭の真ん中ではステージを組んでいるところでした。夜になると村中からたくさんの人がやってきました。そしてその時。生産者パートナーたちは私をステージの上に呼び、数キロはありそうな手彫りの真鍮のフェアトレード・シンギング・ボウルをアワードとして授与してくれたのです。
「ピープル・ツリーがバングラデシュ国内におけるフェアトレードの衣料品の発展にもっとも貢献している」と、700人あまりの村人たちの前で、私たちのパートナーがアナウンスしてくれました。その後、子どもたちによる伝統的なダンスや、ドメスティック・バイオレンスについて考える劇もありました。

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美しいフェアトレードのシンギング・ボウル


ステージにあがったとき、とても恥ずかしくなってしまい隅のほうに座りました。この日のことを事前に教えてくれてさえいたら、もっとふさわしいスピーチができたのに… と思ってしまいました。

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マスードさんとダンスをしました


スワローズ滞在中、里花さんの写真をたくさん撮影しました。本当に美しかった!里花さんに感想をうかがうと、「スワローズの女性たちがフェアトレードを通して自立して自信を持って生きている姿を彼女たちの笑顔から感じとりました。女性と子どもが幸せでいられるこのコミュニティは理想的な社会でもっとこのプロジェクトの輪が広がることを期待しています」とメッセージをいただきました。

お買いものをするときは、どうか自分のコミュニティや海外にいる女性のことを考えてみてください。今からネパールへ向かいます。次のレポートは、カトマンズからお送りします!

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