- 世界の子どもの日 ― 子どもの権利条約採択から20周年
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ネパールで活動する、ピープル・ツリーの生産者パートナー「クムベシュワール・トレーディング・センター(KTC)」では、子どもの権利条約採択を記念した「世界の子どもの日」を祝うイベントが11月20日に開かれました。その時の写真が届きましたのでご紹介します。
KTCは、フェアトレードで得た収益を使って、地元のコミュニティのプロジェクトを支援していますが、このすばらしい小学校もそのうちの1つです。この小学校の生徒たちはこの日、詩や物語、絵画のコンテストに参加して、世界の子どもの日をお祝いしました。
KTCは、ピープル・ツリーの自信作のニット製品の多くを手掛けています。リサイクルウールを使ったニットドレスから、デザイナーのカレン・ニコルとのコラボアイテムまで、魅力的なアイテムが勢ぞろい。KTCと、ペルーの生産者パートナー「ミンカ」から届いたあたたかな手編みアイテムはこちらでチェック!
カレン・ニコルのデザインしたニットドレス(左)と、あまった毛糸をミックスして仕上げた、1点ごとに風合いの異なるフードつきドレス(右)
- サフィアがMBE(大英帝国勲章5位) 受勲― 友人・家族とお祝いのランチ
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左はアンドリュー、経理マネージャーで私が13歳の時からの友人です
大英帝国勲章第5位(MBE)(MBEはMy Bloody Effort【私のとてつもない努力】の頭文字だと言う人もいますが)を受勲しましたが、私は何人ものアシスタントがあれこれ世話をやいてくれるような高級官僚ではありませんし、生まれついて特別な環境にいるわけでもありません。だから、すべては私を支えてきてくれた凄腕チームのおかげです。私の家族や友人たちが一丸となってピープル・ツリーを支えるチームを結成してくれているのですが、デザイナーの友人たち、非常勤の役員、理事、オフィスのスタッフ― みんながそれぞれの分野ですばらしい能力を発揮しているチェンジメーカーです。
私の最初の上司クリス・フュリーと娘のナティ
私の最初の上司であったクリス・フュリーにスピーチをお願いしたところ、引き受けてくれました。ここで皆さんにご紹介させて下さい。
「まずここにいらっしゃる皆さんに私自身のことを紹介しなければと思います。私は、保守党の政治顧問で下院に勤めていますので、サフィアと私は、長年にわたってずっと議論を続けてきたようなもので、彼女のエネルギーと情熱はもちろんのこと、もうひとつ、リスクを恐れない勇気があります。
私にスピーチを頼むことからして、勇気のある証拠ですよ。彼女のことはかなり前から知っていますので、ジェロームの母親であるサフィアがジェロームの年頃にホットパンツ姿で撮った写真やサックを習っている時の写真、それに他にもいろいろ持参することもできたわけです。でも大丈夫、サフィア。安心しなさい。
このすばらしい女性のことをお話しする前に、この20年間あまり常にサフィアの隣にいたジェームズのことをお話ししたいと思います。ジェームズがサフィアを信じ、フェアトレードに信念を持って目標に向かって献身してきたことが、今日のグローバル・ヴィレッジとピープル・ツリーの成功の基盤となっています。今日の受勲式は、ジェームズの絶え間ない努力と、彼が昼間は別の仕事をこなしながら、疲れを知らないかのように夜通し明け方まで働き続けて支えてきたからこそ実現したのです。ジェームズが今日の成功を可能にするのに、いかに重要な役割を果たしてきたかは、誰の目にも明らかだと思います。
そして今日の主役のサフィア本人ですが、並外れた能力の持ち主です。初めて会ったのは1981年、『クリエイティブ・レビュ― (Creative Review)』という雑誌の編集部でしたが、当時は読者の確保が難しく存続が危ぶまれていました。
結果的には、おそらくそのとき経験した財政的な壁を乗り越えるための試行錯誤や試練が、フェアトレードのビジネスを行うのに役立つ基盤を培うことになったのではないでしょうか。たとえ真っ暗闇の中にあっても決して諦めないことをサフィアは学んだのです。出版社のMDから、取締役に報告しなければならないのだけれど、と相談された時のことを覚えています。その時の採算では廃刊されるのではないかと心配して、どうしたものだろうと言うのです。私は即座に答えました、嘘をつくように!彼女がなんとかするだろうと言って、数ヶ月様子を見たのです。その雑誌は今もまだ続いています。
その当時サフィアが学んだことが他にもあります。若くて情熱のあるボランティアや公務員の力を活用することですが、グローバル・ヴィレッジとピープル・ツリーにとってはとても貴重なことです。
環境問題とフェアトレードに活動の焦点をあてるようになってからは、何をするにしても、すべてに独自性をもって全力を注ぎ、誠実に取り組んできました。母親であると同時に、世界中で状況をよくしようと努力する人びとみんなの、特に女性たちの友人でもあります。
ここでまず紹介したいのは、『日本環境モニター』の1992年の11―12月号の記事ですが、途上国の負債に関して銀行を酷評したものです。言うまでもなく再生紙に印刷して、翌年93年の1月に私宛に送られてきた手紙として活用されていたのです。皆さんにも読んでいただきたいのですが・・・。
ここでグローバル・ヴィレッジのことをお話ししましょう。これが初期のカタログですが、現在のピープル・ツリーのカタログに発展していった過程は興味深いものです。
こうした成長は、フェアトレードと環境を理念として献身的な努力をしたことで成し遂げられました。ですから、今日のMBEの表彰に充分値するものです。サフィアのホットパンツ姿の写真の代わりに、2枚だけ写真を持ってきました。1枚はサフィアと赤ちゃんのジェロームの写真で、バングラデシュのフェミで1994年に撮影されたものです。
もう1枚は、1992年に撮影されたサフィア、ジム(ジェームズ)とスタッフの写真ですが、この仕事の楽しんでいる感じがよく表れています。これもまた『クリエイティブ・レビュー』時代に遡るのですが、サフィアが雑誌を展示会に持ち込んだことがありました。クリエイティブ・ジャングルというマンガから動物を切り抜いて利用したのです。
現在は、南米、アフリカ、インド、バングラデシュ、インドネシアをはじめとする様々な地域におけるサフィアのひたむきな取り組みが、各国で多くの人びとの持続可能な暮らしを支えています。
イギリスのピープル・ツリーは、サフィアとジムが10年前にロンドンでスタートさせましたが、フェアトレードの包括的な取り組みとして成長を続けており、ファッショナブルな服を作る世界中の多くの村々や協同組合で働く人びとに恩恵をもたらしています。今日ここいる皆さんの多くが、私と同様にそうした服を着ていらっしゃることでしょう。
私は、フェアトレードのコットンでできたエコ・ボディの下着を着ていますが、お見せすることはできませんので、私の言葉を信じてくださいよ。
サフィアのエネルギーと情熱はまだまだ衰えることはありません。彼女のことを自分の友人と呼べるのは私にとって名誉なことです。また今日こうして貴重な機会に出席できたことも大変光栄に思っています。
サフィア・ミニー、MBEに乾杯!
クリスは素晴らしい人で、私たちがいっしょに仕事を始めたのは私が17歳の時でした。私が編集部に入って1週間と経たないうちに私の上司が辞めてしまい、彼が掛け持ちの上司になったのです。それから2年間のうちに私は6人のスタッフを率いていましたが、6人それぞれが異なる民族出身で、ロンドンの少数派すべての混合チームのようでした(当時の雑誌出版関係者はほとんど白人で中産階級の人たちが占めていました。ですから、じきに私たちのチームはレインボー部と呼ばれるようになりました!)
クリスは、すばらしい師で、人のことを本当の意味で信頼しているのです。私たちのやる気を高めようと、桃をケースで持ってきてくれたこともあります。出版業界のお給料はとても安くて、その点は今も変わりがありません。私は出版とコミュニケーションという、自分が情熱を持つこと続けるためにを2つの仕事を掛け持ちしていました。クリスと私はその後も友人としての付き合いを続けていて、4年後に私が『クリエイティブ・レビュー』を離れ、さらにしばらく経ってからもマーケティングコンサルタントの会社を始めるために先輩として支援してくれました。そして日本でピープル・ツリーをスタートさせてからも連絡をとり続けて、イギリスでピープル・ツリーを設立したいと思った時に、率先して立ち回ってくれたのです。
よく、友人とは一緒にビジネスをするべきでないと言われますが、私はその逆を信じています。
信頼感がすべてのカギであって、創造的なエネルギーの流れを促すのです。ですから、友人と一緒に仕事ができて、仕事も楽しみも境目がないというのはこの上ない幸せでした。仕事と楽しみは別にしなくてはならないとは、私は思いません。縁故(世襲)主義に陥るようなことがない限りは。
私の息子ジェロームと私の弟レシャド。(ジェロームはトップショップのピープル・ツリーのコーナーとブライトンの直営店でときどき働いています。彼によると、トップショップのファッションは「かなりコワイ!」そうです。)
フェラ(左端)とボラ・アクス(右端)、2人とも私の大好きなデザイナーです。セーラとアントニーはピープル・ツリーの前進を支えるスタッフです。
MBEのお祝いでいただいた贈り物のベスト1は、ロウェナの雌鳥がその日の朝生み落としたばかりの卵です。この写真ではおどけた顔をしていますが、ロウェナはかなりの美人です。
ピープル・ツリーのチームの皆さん、友人や家族(特にお母さん)、そしてデボラ、ジェーン、ロンドンと東京のスタッフ、生産者パートナーのみなさん、どうもありがとう!










