『By Hand』サイン会と2010年春夏コレクション展示会

アナウンサーの滝川クリステルさんがピープル・ツリー表参道店の壁にサインしてくれました!

昨年英語版を出版した、私たちの本の日本語版『By Hand 世界を変えるフェアトレード・ファッション』 が、世界フェアトレード・デーにあわせて日本で発売されました。6月には、ピープル・ツリーの自由が丘店と表参道店で本のサイン会を開いたほか、2010年春夏コレクションの展示会も開催しました。ピープル・ツリーのものづくりは手仕事が多いため、一般のファッション業界と比べると4ヶ月早い新作発表です。約70の卸先の店長やバイヤーのみなさんに加えて、今回新規に来場くださった方々もいました。日本のフェアトレードは本当に勢いに乗っています!不景気にもかかわらず、サステナビリティやフェアトレードに対する興味は衰えることはありません。

また、日本のサラリーマンの心をつかんで離さない、ニュースキャスターの滝川クリステルさんとお会いする機会がありました。日曜日に、オーガニックのランチをご一緒しながら、どうしたら日本でフェアトレードを広げていけるかブレインストーミングしました。クリステルさんはとても素敵な人で、ピープル・ツリーのファッションをテレビや雑誌でも身につけてくださっています。ランチ後、私たちはピープル・ツリー表参道店までお散歩。ピープル・ツリーをサポートしてくださる俳優やミュージシャン、クレージーなエコロジストタイプの人たちのメッセージが並ぶ壁に、クリステルさんにもサインをお願いしました。

『By Hand』サイン会にて

本のサイン会は、いつもとても楽しいです。日本ですから、だれか1人が一緒に写真を撮りたいと言えば、他の人たちもみんな続き、1時間半にわたって私は立ったり座ったりの繰り返しでした(私の膝が丈夫でよかった!)。ちょっと大変だったのは、サインをしながら、ピープル・ツリーの活動に参加するにはどうしたらよいか、とか、仕事に関するいろんなアドバイスをすることでした。それもわずか1分のうちに!・・・写真撮影もしながら!

ピープル・ツリーの表参道店は、吉田庸子店長率いる、すばらしいチームに支えられています。私の大好きな人たちです! イギリスにもこんなお店をぜひ開きたいです! 店内をご案内します。このビデオをご覧になって、協力できると思われた方は、ぜひご連絡くださいね。

サフィアがピープル・ツリー表参道店をご案内します。上の写真、もしくはこちらをクリックするとyoutubeの動画がご覧いただけます(8分19秒)。

オブザーバー・エシカル・アワード − ピープル・ツリーがファッション&アクセサリー部門で最優秀賞受賞!・・・そしてちょっと怖いトロフィーの名は「ハビット」

毎年、イギリスの新聞「オブザーバー」紙(ガーディアン紙の日曜版)が主催する、その年にもっともエシカルな企業や活動家、政治家などを選出するアワード「オブザーバー・エシカル・アワード」の今年の授賞式が昨夜ケンジントン・ルーフ・ガーデンズで開催され、環境ジャーナリストのルーシー・シーゲルと俳優のコリン・ファースがホスト役をつとめました。コリンはとても雄弁で、俳優というよりは、むしろ活動家か新経済学支持者のようでした。

「これまでの常識は、すでに時代遅れのように思われます。世界は急速に変化しているのに、政府はいまだに旧式の考え方で対応しようとしているのです。過去にイデオロギーが崩壊した時とは異なり、現在のシステムにとって替わる、一貫したオルタナティブなシステムが存在するわけではありません。もし革命が起きつつあるのだとすれば、それは受賞者の皆さんの行っているような活動から始まるのです。市民は、政府が遅れを取り戻すのを待ってはいません。市民のほうが先を行っているのです。 今のような憂鬱な時代に楽観的でいられる真の理由があるとすれば、今日の受賞者の皆さんの活動のほかにはありえないでしょう。」

プレゼンターのコリンから「ファッション&アクセサリー」最優秀賞を手渡されて、私は彼をぎゅっとハグしました。各部門でノミネートされた方、受賞者のみなさん、おめでとうございます!

詳細はガーディアン紙のウェブサイトでご覧いただけます。

受賞者は
ライフタイム・アチーブメント部門:デイヴィッド・アッテンボロー卿  Sir David Attenborough
政治家部門:キャロライン・ルーカス Caroline Lucas
活動家部門:ピーター・タッチェル Peter Tatchell
ローカル・ショップ部門:ウォーレン・エバンズ Warren Evans
オンライン・ショップ部門:ザ・グッド・エナジー・ショップ The Good Energy Shop
エシカル・ガーデン部門:ローワー・ショウ・ファーム Lower Shaw Farm
ジュピター・ビッグ・アイディア賞:ネイチャーペイント Naturepaint
エコベール・エシカル・キッズ賞:Lomeshaye Marsh Local Nature Reserve and Stockbridge Junior Rangers
ナショナル・グリッド主催 エシカル・ビジネス部門:Fighting to Save West Thurrock Marshes
マリ・クレール主催 ファッション&アクセサリー賞:ピープル・ツリー People Tree

左:コリンから怖いトロフィーとハグをもらいました
右:コリンの美しい奥様、リビア。着ているのはもちろん、ピープル・ツリー!

コリンとリビアのファース夫妻はとてもカッコいいカップルです。リビアはこの世で最もゴージャスな女性の1人で、グリーンなインテリアやファッションを提供するショップ、エコエイジ(Ecoage)を運営しています。7月には、ピープル・ツリーもエコエイジでイベントを行います。

デイヴィッドと私、「ハビット」のトロフィーを持って

スピーチやトロフィー授与が続々と行われ、ライフタイム・アチーブメント部門の受賞者、デイヴィッド・アッテンボロー卿は、自然界に敬意を払う新たなモラルのあり方について話をされました。彼は、イギリス文化の中で、本当に魅力的に、野生生物を敬うことを説いてきた功労者です。食べ物を無駄にしないという価値観を、小さいときから教えられてきたそうです。感謝や謙虚な気持ちといった基本的な価値観こそ、今私たちがあらためて価値を見いだし、教えていかなければならないモラルではないでしょうか。

私のトロフィーを見て笑うルーシー・シーゲル。いつもどおりグラマー! 彼女によると、私はすべての受賞者の中で2番目にカーボン・フットプリント(炭素排出量)が少ないそうです。

左:ピープル・ツリーのスタッフ、セーラ、アントニー、ドメニカ。アイスクリームとハビットを手に
右:エコトリシティのクリス。友だちや活動家仲間と再会するのにもとっておきの機会でした

カタログ撮影の舞台裏

忙しいです。ネパールからロンドンに戻って、秋冬コレクションのカタログ用に撮影をしているのですが、今日はイギリスと日本用のメンズウェアでした。

まず私が屋外ロケで撮り、写真家のジョナソン・ローズがスタジオ撮影を担当。彼は私の屋外撮影も手伝ってくれました。他には、スタイリング担当のルイーズとヘアメイク担当のフラグル(ニックネームですね、きっと)、それからピープル・ツリーUKのカタログ担当スタッフ、ルーシーとローラが参加しました。

私がアート・ディレクションをするようになって15年になります。最初は息子をモデルにお洗濯のできるオムツや(その頃はまだ赤ちゃんでした!)、自らモデルになって(当時は今よりもう少しスリムだったんですよ!)オーガニック・コットンの下着の撮影をすることから始めました。その後、友人やピープル・ツリーのスタッフにモデルになってもらい、日本人の写真家、米田広孝さんといっしょに撮影するようになりました。

今でもときどき、ゴージャスな友人たちやボランティアにモデルをお願いすることがあります。今日は、セレクト・モデル・マネージメント所属のクリスチャン・ランベリンをモデルに撮影しました。彼は本当にすばらしいモデルでした! 日本で仕事をしたこともあるそうです。

幸い、私たちが彼のことを気に入っているのと同じくらいに、彼も私たちのことを気に入ってくれているようで、撮影でピープル・ツリーの服を着るたびに、とても心地いいと何度も言ってくれました。

「ぼくは、オーガニック・コットンとか手織りの布が大好きなんだ。敏感肌なんだけど、他のコットンよりずっと柔らかい感じがするよ。ピープル・ツリーの撮影で着たコンバット・スタイルのパンツもチェックのシャツもすごく気に入った。作った人たちがちゃんと支払いを得て、まともな暮らしをしている服って、やっぱり着心地いいね。」クリスチャン・ランベリン(セレクト・モデル・マネージメント)

撮影はとても楽しかったです。夢中になり、アートな写真まで撮りました。秋冬コレクションのカタログ写真(上)とイメージ写真(下)をこっそりお見せしますね。

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